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ヴィダーケア デュオ・ソナタ/三宮正満 ロマンティーク・オーボエ
[収録内容]
ジャック・ヴィーダーケア(1759-1823) :
デュオ・ソナタ 第1番 ホ短調
デュオ・ソナタ 第2番 ハ長調
デュオ・ソナタ 第3番 ホ長調
三宮 正満 ロマンティーク・オーボエ
平井 千絵 フォルテピアノ
発売日:2016年11月9日
商品番号:FOCD9727 POS:4988065097271
[商品の紹介]
日本を代表するバロック・オーボエ&クラシカル・オーボエ奏者の一人、三宮正満。
今作ではヴィダーケアのオーボエ・ソナタを取り上げました。ジャック・クリスティアン・ミシェル・ヴィダーケア(1759〜1823)はフランス革命期、激動のパリで活躍した作曲家です。革命直後、これまで音楽家の有力な擁護者だった貴族たちは没落し、環境は激変しましたが、ナポレオンの王政復古と共に再び華やかなサロン文化が復興し、ヴィダーケアは大変な人気を博していました。この時代は楽器の開発が進んだ時期でもあり、オーボエもキーシステムを含め多くの変更が加えられ、現代の楽器の原型ができました。
今作で三宮が吹分ける2種の楽器は、この時代に作成されたオリジナル楽器で、楽器の機能、音色共にヴィダーケアを演奏するに相応しいものです。作曲当時の楽器で演奏するという事は、相応な技術的な困難を伴うものですが、三宮の演奏はあくまで伸びやかで、聴く者がそれを意識する事はありません。平井の闊達な演奏もあり、パリの華やかな雰囲気が蘇ります。
名手の演奏で隠れた名曲を再発見する喜びにあふれたアルバムです。
■三宮正満(ロマンティーク・オーボエ)
中学時代、バロック・オーボエのサウンドに魅了され、本間正史氏に師事。その後、モダン・オーボエを本間正史、吉成行蔵、蠣崎耕三の各氏に師事。95年、武蔵野音楽大学卒業。在学中より演奏活動を始め、数々のオーケストラで演奏。バロック&クラシカル・オーボエプレーヤーとして、ソロ、室内楽、オーケストラを中心に活動。アンサンブル「ラ・フォンテーヌ」のメンバーとして97年、古楽コンクール(山梨)最高位、2000年、ブルージュ国際古楽コンクール第二位受賞。96年より鈴木雅明指揮の「バッハ・コレギウム・ジャパン」?J. S.バッハ=教会カンタータ全曲レコーディングプロジェクトに参加し、数々のオーボエ・オブリガートを演奏。以後ヨーロッパ諸国をはじめ各国のツアーにも参加。01年「オーケストラ・シンポシオン」とルブランのオーボエ協奏曲を2keyのクラシカルオーボエで本邦初演。同年サイトウキネンフェスティバルのバッハプログラムにソリストとして招かれ、ブランデンブルグ協奏曲や管弦楽組曲の公演やCD録音に参加。03年バロック時代の代表的な作曲家によるオーボエ作品集「ヴィルトゥオーソ・オーボエ」をアントレ社からリリース。04年「アンサンブル・ヴィンサント」を結成し各地の音楽祭で演奏、2007年CDをアルケミスタ・レコードよりリリース。同年、ジョルディ・サヴァール指揮の「ル・コンセール・ド・ナシオン」に首席奏者として参加し好評を得た。
2008年より田村次男氏と共に楽器製作を始める。ライプツィヒの名工アイヒィントプフ作のオーボエを復元し、国内外で演奏されている。近年は、韓国ソウル大学でのマスターコースをはじめ、年間3 ?4回招聘され、ソウルの古楽オーケストラと共演している。また、2012 年度に東北学院大学でおこなわれたレクチャーコンサート「時代の音」に講師として招かれ、オーボエや吹奏楽の歴史などの実演を交えた講演内容は好評を博した。NHK-FM「名曲リサイタル」やNHK- BS「クラシック倶楽部」等に出演。録音も数多く100枚近いCDに参加している。現在「バッハ・コレギウム・ジャパン」「クラシカル・プレイヤーズ・東京」及び「オーケストラ・シンポシオン」首席オーボエ奏者、「ラ・フォンテーヌ」他メンバー 東京藝術大学古楽科講師。「アンサンブル・ヴィンサント」主宰。
ジャック・ヴィーダーケア(1759-1823) :
デュオ・ソナタ 第1番 ホ短調
デュオ・ソナタ 第2番 ハ長調
デュオ・ソナタ 第3番 ホ長調
三宮 正満 ロマンティーク・オーボエ
平井 千絵 フォルテピアノ
発売日:2016年11月9日
商品番号:FOCD9727 POS:4988065097271
[商品の紹介]
日本を代表するバロック・オーボエ&クラシカル・オーボエ奏者の一人、三宮正満。
今作ではヴィダーケアのオーボエ・ソナタを取り上げました。ジャック・クリスティアン・ミシェル・ヴィダーケア(1759〜1823)はフランス革命期、激動のパリで活躍した作曲家です。革命直後、これまで音楽家の有力な擁護者だった貴族たちは没落し、環境は激変しましたが、ナポレオンの王政復古と共に再び華やかなサロン文化が復興し、ヴィダーケアは大変な人気を博していました。この時代は楽器の開発が進んだ時期でもあり、オーボエもキーシステムを含め多くの変更が加えられ、現代の楽器の原型ができました。
今作で三宮が吹分ける2種の楽器は、この時代に作成されたオリジナル楽器で、楽器の機能、音色共にヴィダーケアを演奏するに相応しいものです。作曲当時の楽器で演奏するという事は、相応な技術的な困難を伴うものですが、三宮の演奏はあくまで伸びやかで、聴く者がそれを意識する事はありません。平井の闊達な演奏もあり、パリの華やかな雰囲気が蘇ります。
名手の演奏で隠れた名曲を再発見する喜びにあふれたアルバムです。
■三宮正満(ロマンティーク・オーボエ)
中学時代、バロック・オーボエのサウンドに魅了され、本間正史氏に師事。その後、モダン・オーボエを本間正史、吉成行蔵、蠣崎耕三の各氏に師事。95年、武蔵野音楽大学卒業。在学中より演奏活動を始め、数々のオーケストラで演奏。バロック&クラシカル・オーボエプレーヤーとして、ソロ、室内楽、オーケストラを中心に活動。アンサンブル「ラ・フォンテーヌ」のメンバーとして97年、古楽コンクール(山梨)最高位、2000年、ブルージュ国際古楽コンクール第二位受賞。96年より鈴木雅明指揮の「バッハ・コレギウム・ジャパン」?J. S.バッハ=教会カンタータ全曲レコーディングプロジェクトに参加し、数々のオーボエ・オブリガートを演奏。以後ヨーロッパ諸国をはじめ各国のツアーにも参加。01年「オーケストラ・シンポシオン」とルブランのオーボエ協奏曲を2keyのクラシカルオーボエで本邦初演。同年サイトウキネンフェスティバルのバッハプログラムにソリストとして招かれ、ブランデンブルグ協奏曲や管弦楽組曲の公演やCD録音に参加。03年バロック時代の代表的な作曲家によるオーボエ作品集「ヴィルトゥオーソ・オーボエ」をアントレ社からリリース。04年「アンサンブル・ヴィンサント」を結成し各地の音楽祭で演奏、2007年CDをアルケミスタ・レコードよりリリース。同年、ジョルディ・サヴァール指揮の「ル・コンセール・ド・ナシオン」に首席奏者として参加し好評を得た。
2008年より田村次男氏と共に楽器製作を始める。ライプツィヒの名工アイヒィントプフ作のオーボエを復元し、国内外で演奏されている。近年は、韓国ソウル大学でのマスターコースをはじめ、年間3 ?4回招聘され、ソウルの古楽オーケストラと共演している。また、2012 年度に東北学院大学でおこなわれたレクチャーコンサート「時代の音」に講師として招かれ、オーボエや吹奏楽の歴史などの実演を交えた講演内容は好評を博した。NHK-FM「名曲リサイタル」やNHK- BS「クラシック倶楽部」等に出演。録音も数多く100枚近いCDに参加している。現在「バッハ・コレギウム・ジャパン」「クラシカル・プレイヤーズ・東京」及び「オーケストラ・シンポシオン」首席オーボエ奏者、「ラ・フォンテーヌ」他メンバー 東京藝術大学古楽科講師。「アンサンブル・ヴィンサント」主宰。